婦人科受診の前に毛の処置は不要!生理や服装など気になることを解説

女性医師と話している患者

婦人科を受診するときや子宮頸がん検診の前に、毛の処理や生理でも大丈夫なのか細かいことが気になりますよね。
恥ずかしくて人に聞きにくいことを、元婦人科の看護師が解説。

この記事を読んでいただければ、婦人科受診の事前準備やおすすめの服装がわかります。
疑問を解決して、リラックスして当日を迎えましょう。

ぜひ、最後までお読みください。

目次

1.婦人科受診の事前準備

初めて受診する場合は、事前に確認しておくといいことがありますのでお伝えします。

1-1.生理中は避けるべき婦人科の3つの検査

生理の血が混ざると検査の結果が正しくでないことがあるので、スケジュールを調整しましょう。

  • 1.子宮頸がん検診
  • 2.子宮体がん検診
  • 3.性感染症の検査

1-2.婦人科受診の前に毛の処理は不要

アンダーエアのお手入れが必要か悩む方もいらっしゃるかもしれませんが、全く必要ないです。
もしかして、手術の前に毛を剃ったという話をどこかで聞いて、受診と結びついたのかもしれませんね。

ちなみに手術の前は必要な場合もあります。今後、別の記事で解説しますね。

毛の処理はしなくてもいいって言うけど、
先生や看護師さんにどう思われるのか心配だな

医師や看護師は患者さんの陰部を見ていても、外見が良いとか悪いという視点で見ていません。
外陰部にできものや傷がある場合以外は、あなたのお腹の中の子宮や卵巣を見ていということを思い出してくださいね。

婦人科は特に患者さんのプライバシーに配慮している科だと思います。
病棟にいたころを思い出すと、日常的にたくさんの患者さんと会っていると、陰部の外見上の特徴はほとんど覚えていませんでした。もちろんお顔や会話の内容は覚えていますけどね。

今は、この記事で不安を少しでも軽減できたらいいなと思いながらブログを書いています。

1-3.婦人科受診の前は陰部を清潔にしておく

受診前はボディソープできれいにしておく方が気持ちがいいですね。
血などで汚れていると、外陰部の皮膚を診察する時に支障がでる場合もあります。

注意点
がん検診の前は膣の中まで洗わないでくださいね。
ウイルスなどが流れてしまうと正確な結果がでない可能性があります。

安心してください。
性器出血やひどい腹痛などで動くのが辛い場合は、シャワーなんてどうでもいいので受診してくださいね

1-4.婦人科の問診票で聞かれることを確認しておく

婦人科を初めて受診するときは問診票を書いてもらいます。少し恥ずかしい内容かもしれませんが、診察や治療に必要なことなので、確認して書いてもらえると助かります。

①家族で婦人科がんになった人がいるか

遺伝的に病気になりやすいものもあります。診断や治療方針にかかわるので、確認しておきましょう。

②性交渉の経験の有無 

理由

  1. 経験のない方には膣からの検査はしないことが多いからです。
    ※治療するときなど必要な場合はします
  2. 経験のない場合は子宮頸がんが発生するリスクが低いといわれているからです。

性交渉の経験がない場合は、子宮頸がんが発生するリスクは極めて低く、検診を受ける必要性はこれまで示されていません。問診の際に性交渉の経験による検診の必要性について説明されますので、受けるかどうかを相談することができます。

引用:国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス

③生理の周期 

理由

子宮や卵巣はホルモンによって周期的に変化しているからです。生理の周期は病気の診断に役立ちますので、特に初めて受診するときは手帳を持参したり、アプリで確認できるようにしておくと便利です。

生理の周期ってどうやって数えるの?

生理が始まった日から、次の生理がくる前日までの日数よ

④股関節の病気

理由

脚を開くことが難しい場合は診察用の椅子を調整できるからです。
もし股関節が痛くて婦人科受診を迷っている方がいたら 、大丈夫ですよ。
片足だけ開くことも可能です。

⑤ラテックスアレルギー

理由

膣から行う超音波のカバーや医師の手袋にゴム製のものを使うことがあるからです。
治療をする段階にならないと使用頻度は少ないかもしれませんが、アレルギーの方は教えてもらえると安心です。

ここまでに診察内容をさらっと書いていますが、婦人科の受診は何をされるのかわからなくて怖いという人が多いです。
不安を軽減するために診察内容をイラスト付きで解説した記事もありますので、ぜひお読みください

2.婦人科受診で避けた方がいい服装3選

結論から言うと、上下が分かれていて、着脱しやすい服装がベストです。

おすすめの服
  • 上下が分かれている
  • ストレッチ性がある
  • 短め丈のトップス
  • 腕をすぐ出せる

色々な都合で、おすすめの服装はちょっと難しいという場合に、これだけは避けたい服装をお伝えしますね。

2-1.着脱に時間がかかるもの

ズボンやショーツを脱いで、下半身裸で診察します。
靴は脱ぐけど、靴下は脱がなくて大丈夫ですよ。
着替えるスペースにたいてい椅子もありますが、焦って着替えると転んでしまうかもしれません。 
着脱しやすい服を選びましょう。

  • ストッキング
  • 着圧レギンス
  • ズボンやももひきの多すぎる重ね着(高齢者で時々いらっしゃいます)
  • タイトなロングブーツなど

2-2.汚れるリスクが高いもの

おしりを伝って服が濡れるかもしれません。診察では膣から器具を入れるときに水をかけることが多く、膣の中を洗うこともあります。
腰の上の方にまくり上げることができる服ならOK。

  • 丈の長いチュニックなど

2-3.検査の時にちょっと不便なもの

採血は肘の内側の血管をつかうことが多いので、肘の上まで袖をあげてほしいです。
お腹だけエコーをする場合もあるので、ワンピースなどはお腹を出すとショーツが見えて少し恥ずかしいかもしれません。(タオルをかけますが)

  • 袖が肘まであがらないシャツなど
  • ワンピース


【あると安心】 診察の刺激で少し血が出るかもしれないので、おりものシートナプキンをつけておくと

3.まとめ

疑問が解決して、安心して受診できるといいですね。

  1. 生理中に避け方がいい3つの検査は、子宮頚がん・体癌の検診性感染症の検査
  2. 婦人科受診の前に毛の処理は不要
  3. 陰部を清潔にしてから受診したほうがいいけど、膣の中まで洗うのはやめましょう
  4. 貧血や強い腹痛で動くのも辛い時はシャワーや服装なんてどうでもいいので、受診してくださいね
  5. 生理の周期や家族歴など問診票で聞かれることを確認しておきましょう
  6. 服装は基本的に何でもOKですが、着脱しやすい上下わかれた服がベスト

最後まで読んでくださりありがとうございます!

少しでも役に立てれば幸いです。

今後も婦人科関連の記事を書いていく予定です。興味のある方は読んでいただけると嬉しいです(^^)/

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